石見銀山ガイドの会 「10年のあゆみ」発行

石見銀山ガイドの会10周年記念誌「仙ノ山 石見銀山ガイドの会10年のあゆみ」を手にする西本俊司さん
 大田市の世界遺産・石見銀山遺跡でガイド活動を行っている石見銀山ガイドの会(和上豊子会長)がこのほど、同会発足10周年の記念誌「仙ノ山 石見銀山ガイドの会10年のあゆみ」を発行した。同会の歴史や、会員の活動への思いがつづられている。

 同会は「銀山の語りべ」として、地元有志を中心に2000年に会員23人で発足。現在の会員数は約80人で、同遺跡を訪れる観光客たちに銀山の歴史や史跡などの解説を行っている。

 昨年1月に結成10周年を迎えたことから記念誌の発行を決め、会員有志5人で編集委員を結成。前会長で顧問の西本俊司さん(75)=同市大森町=を編集委員長に、5月から本格的に編集作業を開始し、今年1月に完成した。

 記念誌はA4判、100ページ。会員60人のガイド時の思い出などをつづった随想や同会の歩みに加え、年度別の活動記録の写真などを掲載。資料編では年表や「ふれあい、もてなしの心を大切にしよう」など全10条のガイドの心得などを記した。

 製作した300部は1月にあった同会定例会で会員に配布し、県や同市、交流のある県内外のガイド組織などにも配った。

 会の活動内容を形にして残そうと取り組んだという西本さんは「会員に会の歩みを懐かしんでもらい、ガイドの心得を時折読んで、初心を思い出すきっかけになれば」と話した。

2010年2月20日 無断転載禁止