銀山の語り部養成スタート 市民が歴史勉強

石見銀山ガイド養成講座の受講者を前に、あいさつする和上豊子会長(左から4人目)
 大田市の世界遺産・石見銀山遺跡の魅力を、訪れた観光客らに伝える石見銀山ガイドの会(和上豊子会長、74人)の本年度ガイド養成講座が18日夜、同市仁摩町の仁摩農業改善センターで開講し、同市在住の4人が「銀山の語り部」としての心得を学んだ。

 同会は、地元の有志らで2000年に結成。観光客に同行し、龍源寺間歩などを案内して石見銀山の歴史を伝えている。

 養成講座は、同会が65歳以上の人を対象に毎年開いており、今回は65~68歳の元教員らが受講した。

 開講式で、和上会長は「楽しみながら一緒に勉強していきましょう」とあいさつし、体調管理の大切さや現場に出て銀山の知識を覚えるなど、ガイドの心得を伝授。受講者は早速、日本の世界遺産や石見銀山の歴史を問うテストに挑戦した。

 受講者のうち、同市鳥井町の自営業、橋田良文さん(66)は「石見銀山の歴史をしっかり勉強していきたい」と意気込みを述べた。

 講習は10月15日まで開かれ、受講者は同会員らを講師に、座学や同遺跡での実習を通じて、銀山の歴史案内や観光客をもてなす心得を学ぶ。

2010年5月20日 無断転載禁止