大航海時代の石見銀山は? ポルトガルとの結び付き学ぶ

ポルトガルの菓子を食べながら、和上陽子代表(中央)の解説を聞く参加者
 大航海時代に世界を動かした銀の産出地、石見銀山(大田市)とポルトガルの結び付きや同国の文化などを学ぶ講座が22日、同市大田町のサンレディー大田であった。参加した市民らは専門家の講演や同国の菓子、民族音楽「ファド」を楽しみ、銀山とのつながりに思いをはせた。

 講座は、南蛮をキーワードにした文化交流を進めるとともに、東西交流という視点から石見銀山遺跡の新たな価値を再発見しようと、市内外の有志10人が2月に結成した「石見銀山とポルトガルを結ぶ会」(和上陽子代表)が初開催。約30人が参加した。

 石見銀山資料館(同市大森町)の仲野義文館長が「大航海時代~石見銀山の果たした役割」と題して講演し、大航海時代のポルトガルの世界進出の歴史や当時の銀、石見銀山の価値などを解説した。

 ティータイムには「パン・デ・ロー」など3種類の菓子が出され、和上代表がその由来などを説明。最後に民族音楽「ファド」をDVDで観賞し、参加者は同国の味や文化を満喫した。

2010年5月25日 無断転載禁止