危険換金目的のカード購入

   現金が必要になり「即日融資、低収入でも融資する」と広告していた携帯電話の融資サイトに電話をしたら、審査で「30万円の融資が可能」と言われました。指示どおり、電器店で30万円相当のパソコンをクレジットカードで購入して送ったが、20万円しか入金されませんでした。「約束が違う」と電話をしたら「値段が変わりやすいから仕方がない」と言われました。どうしてもあと10万円が必要ですが、業者の言うとおり、もう一度クレジットカードで買い物をしても大丈夫でしょうか。

   クレジットカードのショッピング枠で買い物をさせ、それを業者が買い取ることで消費者に現金が渡るという買い取り屋による「クレジットカード現金化」の相談が増加しています。

 「クレジットカード現金化」は、クレジットカード契約に違反する行為です。クレジットカード会社から退会手続きを取らされる可能性もあります。

 また、不正な利用方法であることを知りながら利用した場合は、消費者自身も詐欺罪(刑法第246号)などに抵触する可能性があります。

 上記のような危険性を説明しないまま「合法」「安心・安全」と表示する業者がほとんどですが、中には消費者が利用した後に「あなたは違反行為をしたのだから、警察やクレジットカード会社に言わないように」と口止めすることもあります。

 換金目的でカードを利用することにより、カードが利用できなくなるほか、犯罪や思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があるので、絶対に行わないでください。

 ◇情報提供=島根県消費者センター電話0852(32)5916、同石見地区相談室電話0856(23)3657

2010年6月15日 無断転載禁止