銀山街道護る会がウオーキングイベント

やなしお道を歩きながら、銀を運んだ往時の様子について説明を聞く参加者=島根県美郷町内
 島根県美郷町の町銀山街道を護(まも)る会(林栄毅会長)によるウオーキングイベントが18日、同町内の銀山街道であった。町内外から参加した9人が往時の面影が残る約7キロのコースを歩き、石見銀山(大田市)から広島県尾道市まで銀が運ばれた歴史に触れた。

 銀の輸送途中に人馬がのどを潤したという「水溜場」や「茶屋屋敷跡」など、当時の様子がうかがえる「やなしお道」をコースに設定。同町や大田市などから訪れた参加者が登山服姿でウオーキングを楽しみ、同会のガイドから歴史や言い伝えなどの説明を受けた。

 昨年4月、43年ぶりに東京からUターンした町集落支援員の三上修治さん(62)=同町都賀西=は「地元の歴史を学び直したくて参加した。やなしお道の全行程を歩くのは初めてで、残っている史跡が興味深い」と話した。

 イベントは、銀山街道を中心に町内にある史跡の価値を広く知ってもらおうと、同会が本年度から企画。メンバーがボランティアでガイドを務め、6月から毎月第3日曜日に定期開催している。

2010年7月19日 無断転載禁止