カニ送りつけいまだ増加

Q1 「創立30周年の記念に昆布を無料で送ります」と電話があり、「住所、氏名は間違いありませんか」と確認され、「はい」と答えました。その後「カニも送りますね。1万5千円です」と言われ、「いらない」と断ったけれど、カニが届かないか心配です。昆布が届いても受け取らないほうがいいのでしょうか。


 一方的に商品を送りつけられても、「承諾」の意思を示していなければ、契約は成立していないので、商品の受け取り義務や支払い義務はありません。無料の昆布とカニが一緒に送られてきても、受け取らないほうがいいでしょう。



Q2  突然「カニは好きですか」と電話がありました。遠方のカニの産地からの勧誘で、自分もその土地に旅行したことがあるので、話が弾み、2万円のカニの購入を承諾してしまいました。考え直すと、高額なので取り消したいが、電話がつながりません。どうしたらいいでしょうか。


 電話勧誘で承諾して商品が届いた場合、生鮮食料品であっても、消費者はクーリングオフをすることができます。契約書面が届いた日(商品が届いた日)を含めて8日以内に業者に対して必ず書面(はがき)で通知しましょう。

 販売業者に連絡が取れないことが多いため、いったん支払ってしまうと代金を取り戻すことがかなり難しくなります。クーリングオフをするつもりなら、商品は宅配業者にその旨を伝えたうえで、受け取り拒否をするのがよいでしょう。

 また、電話では販売業者名などが分からず、はがきを送ることもできない場合は、商品を持ってきた宅配業者に待ってもらい、送り主(販売業者)の内容を転記させてもらいましょう。クーリングオフのはがきの書き方が分からなければ消費者センターにご相談ください。


 ◇情報提供=島根県消費者センター電話0852(32)5916、同石見地区相談室電話0856(23)3657

2010年8月3日 無断転載禁止