石見銀山遺産センター収蔵品海外初展示へ

台湾へ貸し出す収蔵品をチェックする大田市教委の担当者=大田市大森町、石見銀山世界遺産センター
 世界遺産・石見銀山遺跡のガイド施設「石見銀山世界遺産センター」(大田市大森町)が収蔵する同銀山出土の採掘道具などが、台湾の台北県立黄金(おうごん)博物園区で27日から始まる「世界文化遺産 日本石見銀山特別展」で展示される。同センター収蔵品の国外展示は初めてで、海外での同遺跡知名度アップが期待される。

 同博物園区は、同地にあった金瓜石(チンクワシー)鉱山を紹介する博物館。石見銀山遺跡の活用策などを参考にするため、2007年から同センターと交流する同博物園区がアジアの鉱山で唯一、世界遺産である同遺跡を紹介したい、と同市教委に要請し、実現した。

 貸し出す収蔵品は、銀加工などに使用したと見られるふいご部品や陶磁器、遺跡の中核部分・仙ノ山から出土し灰吹き法に使われたと見られる鉄鍋の破片(縦7センチ、横6センチ、厚さ5ミリ)など70点。同展は12月5日まで開催される。

2010年10月14日 無断転載禁止