講座継続の請求拒否を

  先日、業者から「以前の資格講座がまだ終了していない。残りの教材を持ってお宅に伺う。代金は100万円です」と一方的に言われた。確かに20年くらい前に通信教育で資格の勉強をしたことがある。3コースあったが、1コースだけ受けて、25万円を払ってやめた。契約書をなくしてしまったのだが、本当に買わなければならないか。


  過去に資格講座関連の契約をしたことがある人たちに対して、「過去の講座が修了していないので必要」などと言って、新たに資格講座を勧誘したり、「勧誘が来なくなるように名簿から抹消する」などと勧誘したりして、契約をさせるという「二次被害」のトラブルが再び増加しています。過去に契約した人の名簿がいわゆる「カモリスト」として流通していることなどが原因と言われています。以前の契約は代金を払い終えた時点で終わっており、継続することはありません。

 資格講座等の電話勧誘販売取引は、特定商取引法で規制されていますので、しつこい勧誘などには、きっぱりと断る(契約しない意思を伝える)ことです。電話を長く聞くほど相手のペースに乗せられ、断りにくくなってしまいますので、電話は早く切るようにしましょう。

 こうした勧誘をする業者の名称は、もともと「○○協会」「××事務局」といった公的機関と紛らわしい名称が多いのですが、最近、弁護士会や国民生活センター、消費者センター等と紛らわしい名称で、相談機関を名乗って、さまざまな名目で代金を振り込ませる業者もあるので、十分な注意が必要です。

 万が一契約してしまった場合でも、電話勧誘での契約は、契約書が届いた日を含めて8日間はクーリングオフができます。8日間を過ぎてしまった場合でも、うその説明を信じて契約した場合は、無効・取消の主張ができますので、早めに消費者センターへご相談ください。


 ◆情報提供=島根県消費者センター電話0852(32)5916、同石見地区相談室電話0856(23)3657

2010年11月1日 無断転載禁止