英語の石見銀山地図作製 邇摩高3年生有志

石見銀山世界遺産センターで、世界遺産・石見銀山遺跡の大森町地区を紹介する地図の拡大版を披露する生徒
 石見銀山遺跡にある大森の街並みの魅力を外国人に知ってもらおうと、邇摩高校(大田市仁摩町)の3年生がこのほど、英語表記のA3判の手作り地図「石見銀山ロードマップ」を作製。同市大森町の石見銀山世界遺産センターなどに、地図の複製品を贈った。

 地図を作ったのは、選択授業「異文化理解」を履修する3年生12人。昨春から同遺跡をテーマに学習。大森町地区の魅力を外国人にも分かりやすく紹介しようと英語表記地図作りを企画した。

 同町内の観光施設や寺社、企業など10カ所を訪れ、関係者に同遺跡や同町の魅力などの意見を聞き、参考にした。英訳は、異文化理解を受け持つ英語講師の岩石裕子さん(46)らが担当した。

 地図は、同遺跡の範囲のほか、神社の参拝の仕方やそばの食べ方も掲載。日本語版も製作した。

 生徒たちは同センターや市教育委員会などを訪問し、英語版と日本語版の地図の複製計24枚を贈った。同センターの西山崇司センター長は「来場者が閲覧できる方法を検討したい」とした。

 地図製作に当たった和田拓也君(18)は「現地を歩いて、地図に盛り込む内容を確認するのが大変だったが、外国の人が地図を通して石見銀山遺跡に関心を持ってくれればうれしい」と話した。

2011年2月2日 無断転載禁止