松江で冬季セミナー 7校が活動報告

NIEの活動内容を報告する参加者
 NIE(新聞に教育を)活動の実践、推進に取り組む県NIE研究会(会長・有馬毅一郎島根大名誉教授)の冬季セミナーが26日、松江市殿町のサンラポーむらくもであった。県内NIE実践指定校の指導者が活動を報告し、今後の効果的な指導方法を探った。

 40人が参加し、小中高校の計7校の指導者が取り組みを発表した。このうち、斐川町立西野小学校の安田昭憲教諭は、夏休みの思い出を新聞形式でまとめた4年生の事例を紹介し「伝えたい思い出が多かった児童にとって、多くの要素を盛り込める新聞は効果的だった」と成果を強調した。

 今後の課題として家庭との連携強化を挙げ「家族が読んだ記事を子どもに紹介する触れ合いの場があると、子どもは一層、社会の出来事に目を向ける」と訴えた。

 5年生の社会科で竹島問題を取り上げた松江市立乃木小学校の伊藤雅美教諭は、韓国ではロボットアニメの主人公が竹島(韓国名・独島)の守護神として、韓国政府のCMに登場したとする記事を児童に例示。両国の対応に温度差があることを児童に知らせたと紹介した。

 活動報告に先立ち、大阪市立昭和中学校指導教諭で日本NIE学会の植田恭子副会長が「学校図書館とNIE」と題して講演した。

2011年2月27日 無断転載禁止

こども新聞