NIE指導力向上目指す 島大で講座

興味を持った記事を題材に話し合うという授業スタイルを体験するNIE講習会参加者
 教員免許状更新講習の一環として、島根大学教育学部付属教師教育研究センター(松江市西川津町)は26日、学校教育で新聞を活用するNIE(教育に新聞を)に関する講座を同市西川津町の同大で開いた。NIEの実践事例を教員が紹介し、50人の受講者は熱心に聞き入った。

 NIEの講座は、教員免許状更新講習の選択科目の一つで、開催は今年で2回目。主に県内の小中高校の教員が受講した。新学習指導要領に小学校での新聞活用が盛り込まれたため、昨年の20人を上回る受講者となった。

 日本新聞協会(東京都千代田区)のNIEアドバイザーを務める県内の教員4人が、指導方法のコツなどを約6時間にわたり講義した。小学校での指導経験を持つ海士町教育委員会の松浦和之指導主事は、県内の各地域を取り上げた記事を切り抜き、県の地図上に張り付ける手法を紹介。「歴史や自然に関する記事が多いことが分かり、県の特色を理解できる」と話した。

 河南中(出雲市神門町)で家庭科を教える吉田明美教諭は「授業で使えそうなアイデアを教えてもらった。自分自身も新聞をよく読んで、活用していきたい」と話した。

2011年8月27日 無断転載禁止

こども新聞