ネット通販に注意



 夏の初めにインターネットサイトで、リゾート地で着るワンピースを購入しようと思いクレジットカードで支払うことにして申し込みをした。「在庫あり」のメールをもらったが今でも商品が送られてこない。連絡方法はメールのみとなっているがうまく連絡が取れない。夏も終わりになり、使う予定もなくキャンセルしたい。





 パソコンや携帯電話、テレビショッピング等を利用して消費者が事業者から商品を購入する場合は通信販売に該当します。通信販売にはクーリングオフ制度の適用がありません。その代わり事業者(ショップ)は返品に関する特約をあらかじめサイト上に表示しておく義務を負っています。例えばノークレーム・ノーリターンの表示がある場合はそれに従うことになります。

 ネット上の契約は「承諾メール」が送られてきた時に契約が成立します。代金を支払ったのに商品が届かない、事業者と連絡が取れない、注文したものと違うものが届いたといった返品、返金、交換の申し出をショップが受けてくれないというトラブルが数多く寄せられます。

 今回はショップの「特定商取引に関する表示」を詳しく見たところ電話番号、ファクス番号が分かりました。それによりファクスの文書で「承諾メール」は来ていなかったことで契約が成立していないことを申し出て、申し込みをキャンセルしました。併せてクレジット会社にも連絡を取って3週間後に返金になることが分かりました。

 通信販売はお店に出向くこともなく便利な反面、直接商品を見て話し合うことができないため、トラブルになりやすい面も多くあります。

 ネットショッピングを利用するには次のことに注意しましょう。

◎注文時の画面、承諾メールの画面、ショップの住所、担当者、特に電話番号を確認して保存、または印刷しておく。

◎返品に関する記載内容を必ず確認してから申し込みをする。

◎事前に検索サイトを使ってショップの名称でネット上の評判を見ておく。

◎商品が届いたら中身をすぐにチェックし、違うものや壊れた商品が届いた場合はショップにすぐに連絡する。

◎電気製品等は開封すると返品を受け付けないこともあるので事前の問い合わせでサイズ等わからないことは説明を聞いてメモをしておく。


 ■情報提供=島根県消費者センター電話0852(32)5916、同石見地区相談室電話0856(23)3657

2012年1月10日 無断転載禁止