〝投資指南〟友人が勧誘 安易に信じてはだめ



 高校時代の友人から「内容は言えないが絶対ためになる話がある」と電話があり、喫茶店に数回呼び出された。そこで、友人の知人から「このDVDにある投資方法を使って取引をすれば、大きな利益を得られる」などと勧誘を受けた。

 内容はよく理解できなかったが、投資への興味と、友人からの話ということで信用し、約60万円のDVD買うことにした。支払いのほとんどを学生ローンで借金をした。しかし、契約直後、知人から「このDVDを誰かに紹介すると10万円のマージンが入る」と教えられ、友人の勧誘理由がわかり、がくぜんとした。その上、説明のようには利益は得られなかった。不信感を持ったので解約したい。学生ローンの支払いで生活はとても厳しい。(大学生男子)



 友人の話だからといって安易に信じないこと。友人や先輩は紹介料を得ており、親切心だけで勧めているわけではないと考えられる。

 また、投資にはリスクがある。「大きな利益が得られる」という利益の話だけを信じないで、商品内容や投資取引の仕組みがよく理解できなければ、きっぱりと断ること。学生ローンは一般的に高利であり、定期的な収入のない学生が返済することは難しい。投資取引等で得られる利益を見込んで契約したりしないこと。

 友人や先輩から収入や勤務先などの情報についてうそをつくよう促される場合があるが、応じないこと。いったん販売組織に加担し、友人を誘ってしまうと、誘った人との間でトラブルになることも多い。気がついたら友人関係が崩壊し、加害者の立場になってしまう場合や、友人間での金銭トラブルにつながってしまう場合もある。

 勧誘方法や取引の形態によってはクーリング・オフが可能な場合もある。少しでも不審に感じたら、早めに大学や消費者センターへ相談すること。

 ■情報提供=島根県消費者センター電話0852(32)5916、同石見地区相談室電話0856(23)3657

2012年4月2日 無断転載禁止