より良い実践方法は NIE実践指定校指導者ら探る

NIEの活動内容を報告する教員(右)
 新聞を教育に活用する県NIE研究会(会長・有馬毅一郎島根大名誉教授)の本年度第1回セミナーが9日、松江市殿町の山陰中央新報文化センター松江教室であり、県内のNIE実践指定校の指導者らがより良い実践方法を探った。

 西野小学校(出雲市)の安田昭憲教諭は、間近に迫ったロンドン五輪を例に、子どもが関心を示す記事の活用が効果的だと強調。校内に掲示する際に赤字で「見てみよう」と記入するなど、目に入りやすい工夫もしていると紹介した。

 その上で、他の実践校に対して「記事を読ませるのではなく、まずニュースに興味を持たせる」取り組みを促した。

 本年度から実践校となった五十猛小学校(大田市)の太田晶子教諭は、家庭で図書1冊を読む運動に新聞を加えたと報告。「実施前には保護者の抵抗感もあったが、子どもと新聞を読む時間が取れて新鮮だった、という声が寄せられた」と手応えを話した。

 セミナーはNIE活動の指導者育成と質的向上、活動の拡大を目的に開催。教員、教育・新聞関係者15人が参加した。

2012年6月11日 無断転載禁止

こども新聞