島根・米子境港 「日本再編計画~混迷する政治からの脱却」 高野 孟氏

高野 孟氏
混迷深める民主党ー正念場の野田政権

    日本再編計画をどう描く



   講 師 高野 孟氏
        (インサイダー編集長・THE JOURNAL主幹)
   
   演 題 「日本再編計画~混迷する政治からの脱却」



 山陰中央新報社の「島根政経懇話会」「米子境港政経クラブ」は9月19日(水)・20日(木)に定例会を開催します。今回は、インサイダー編集長・THE JOURNAL主幹の高野 孟(たかの・はじめ)氏を講師に迎え、「日本再編計画~混迷する政治からの脱却」と題して講演していただきます。
 
 「社会保障と税の一体改革(消費税増税)法案」は成立しました。その伏線が民主・自民・公明の3党首会談で“合意した”と言われる、「 “近いうちに”国民の信を問う」ーということ。しかし、その後の民主のやや強引な国会運営に対して自民党が態度を硬化させ、赤字国債発行のための「特例公債法案」や「衆院選挙制度改革法案」などを盾に、何としても今国会会期中の解散にこだわっています。沖縄へのオスプレイ配備や原発再稼働、TPP参加問題、また一気に先鋭化した領土問題も民主党政権にとっては“逆風”です。

 一方、総選挙となれば「大阪維新の会」など地域政党が“台風の目”となりそうな気配です。総選挙で第三極としての受け皿となれるのか、既存政党との連携・合流はあるのか、など目が離せません。地域政党が今後の政治・政局のカギを握ると言っても過言ではないでしょう。

 しかしながら、高野氏はこうした状況に疑問を呈します。高野氏持論の「地域主権国家」論を展開し、橋下市長が主張する「大阪都構想」の持つ矛盾と、それにもかかわらずそれに飛びつく中央政治家の話も絡ませながら、混迷する政治からどう脱却するのか、そして日本をどう再編してゆくのか紐解いてもらいます。


<高野氏のプロフィール>

 高野孟(たかの・はじめ)氏は1968(昭和43)年、早稲田大学文学部西洋哲学科を卒業し、通信社「ジャパン・プレス・サービス(JPS)」に入社。海外通信社向けの英文ニュース執筆に携わった。その後、広告・PR会社「麹町企画」を経て75年、フリー・ジャーナリストになると同時に情報誌「インサイダー」創刊に参加。その直後に「ロッキード事件」が火を噴いた。

 80年、(株)インサイダーを設立し代表兼編集長に就く。この時の応援者は田原総一朗・長谷川慶太郎・岡田春夫各氏らそうそうたる顔ぶれである。94年には(株)ウェブキャスターを立ち上げ、日本初のインターネットによるオンライン週刊誌「東京万華鏡」を創業。これを発展的に解消し、2008年9月にブログサイト「THE JOURNAL」を創設した。

 一方、88年4月にテレビ朝日系で「サンデー・プロジェクト」がスタートし、高野氏も2010年までコメンテーターとしてレギュラー出演した。島田紳助氏が司会し、田原総一朗、舛添要一各氏らが顔を揃えるワイドショーだった。この時期、昭和天皇崩御・リクルート事件発覚・竹下首相退陣・天安門事件などの大きな出来事が続いた。

 2002年早大客員教授に就任し「大隈塾」を担当。07年サイバー大客員教授・08年京都造形芸術大客員教授兼任。

 現在、ラジオ「高野孟のラジオ万華鏡」「モルゲン・ジャーナル」にレギュラー出演。

 著書・論文には「地球市民革命」「最新・世界地図の読み方」「滅びゆくアメリカ帝国」「ジャーナリスティックな地図(共編)」、最新刊「原発ゼロ社会への道程」など多数。東京都出身、68歳。

   (本会は会員制です)

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2012年8月24日 無断転載禁止