墨の濃淡美 来場者魅了 本社文化教室受講生15人

石飛鴻さん(右)の作品説明を聞く来場者
 山陰中央新報文化センター出雲教室「現代水墨画」の講師や受講生による「山央会水墨展」が28日、出雲市浜町の出雲文化伝承館縁結び交流館で始まり、書画の織りなす濃淡の美が来場者を楽しませている。30日まで。

 同展は、受講生の技術向上と成果発表を目的に毎年開催し18回目。講師を務める書画家の石飛鴻さん(65)=出雲市多伎町小田=と受講生15人の書画31点を展示した。

 さまざまな大きさの額や掛け軸が並び、題材はツバキやハスなどの植物、築地松が並ぶ家並み、鳥が止まる木々を月明かりが照らす風景画などバラエティーに富んでいる。今年の干支(えと)にちなんだ竜の絵や書もあり、来場者は作者の筆運びや描き出された情景を楽しんだ。

 石飛さんは「受講生がそれぞれの感性で描いた作品の個性を、じっくり味わってほしい」と話した。

2012年9月29日 無断転載禁止