女子ログ アラサーの手習い、第一歩

 初めてお目にかかる方に「最近こんなことやってるんですよ」と話してびっくりされることがよくあります。趣味が趣味なのか、週末ほとんど家にいないくらい忙しいからなのか分かりませんが。

 こんな生活を始める前は、どちらかというと引きこもりがちで、すこし前の言葉で表すならば、まさに”干物女”でした。週末は必要最小限しか出かけず、あわよくばお化粧すらしないなんてこともしょっちゅうの、そんな生活が変わったのはアラサーの仲間入りをする頃でした。

 もともと母が通っていたお花のけいこに、なかば無理やりに見学に行ったのがきっかけです。今でも華道なんて花嫁修業のイメージが強いですし、そんなしおらしい性格でもなかったので、最初はとてつもないアウエー感をひしひし感じたのを今でも覚えています。

 ただ、実際にやってみたらほんっとに楽しいっ!! まさに目からウロコでした。決して真面目な生徒ではなかったでしょうが、ごくまれに「よく活(い)けられているよ」と褒めてもらうことが何よりうれしく、ちょっと気恥ずかしい、例えば自分の大好きなものを共感してもらう感覚を味わえて、単純な私はハマったのだと思います。

 人生の転機は、こんな何気ない日常に潜んでいて、この一歩が次のご縁につながったのだと今では思います。

 (松江市・さばとら)

2012年10月8日 無断転載禁止