女子ログ イクメンではないけれど

 「土日もまた出勤だって」「うちはパチンコ」「うちは秋祭りが近いから神楽三昧」…。子育て中のママ同士の会話で、話題にのぼる夫の愚痴。わが子をかわいがってはくれるものの、仕事やら息抜きやら付き合いやら、男はいろいろ忙しいらしい。女性は年中無休で家事育児をして当然なんて、不公平だと思う。

 最近流行のイクメンも、確かに増えてはいる。前職場の同僚は「育児も家事も夫が進んでやって、私の立場がないわ」と笑ってたし、友人夫婦が並んでキッチンに立つ姿は、まぶしかった。夫のいとこはもうすぐ、育休に入るとか。あら、私の周囲は結構、イクメン率が高いのかな。

 翻って、うちのだんな様は、実直な仕事人間だけれども、家のことになると「草取り? 冬になれば枯れるよ」という、ものぐさ太郎。抱っこ疲れと睡眠不足の私を見て、手伝うかなと期待しても「実家で休養しておいで」とにっこり。読書や映画鑑賞といった自分の趣味には労をいとわないのに…。

 それでも、やはり夫の存在は心強いもの。毎夜、育児の悩みを聞いてくれて、最後は「でも、元気な子で良かったね」とプラスに転じさせる。イクメンには程遠いけれど、煮詰まった私の気分を和らげ、前を向かせてくれる楽観的な性格には感謝したい。

 (江津市・スナフキン)

2012年10月12日 無断転載禁止