女子ログ アラサーの手習い、茶道編

 30歳になったとき、20代で感じていた「結婚しなきゃ」という焦りからふっと解放され、肩が軽くなったのを思い出します。お花を続けていく中で、時折「お茶はされていないのですか?」と聞かれることもあり、思いつき、お茶のお稽古に通い始めました。

 お花の先生同様に、お茶の先生もとても尊敬できる方で、毎週のお稽古は美味(おい)しいお菓子とお茶をいただきながら、先生と楽しく話す時間になりました。まぁ、ここでも不真面目な生徒っぷりを発揮するわけですが。先生とお話していて、勉強になるなぁと感じるのはもちろんですが、私たち世代の話題でも通じる柔軟さや包容力を感じます。自分よりも年配の方と話すとき、「今こんなことが楽しいです」と素直に話しかけられるようになるきっかけになりました。

 さて幼少時代、近所の男の子たちと野原を駆け回り、やんちゃに過ごした私は、無自覚にガサツに育ってしまったわけで、この楽しい時間で行儀見習いをしっかりしていただき、ほんの少しくらいはおしとやかに見えるようになったかなと思います。お茶の腕前は…?ですが。

 そして、これがまた新しいご縁につながったのだなと思います。

 (松江市・さばとら)

2012年10月22日 無断転載禁止