女子ログ あちこちにいる広島通

 以前住んでいた浜田と合わせると、石見在住歴は7年。石見弁はまだ使いこなせないが、こちらの生活にも随分なじんだ。

 松江の友人からは「遊ぶところがないでしょ?」なんて言われることもある。確かに、娯楽施設は少ないが、特産の食イベントを巡ったり、神楽を見たりして、この地ならではの楽しみを満喫している。

 都市型のレジャーや買い物がしたければ、浜田道を使って広島に日帰りで行ける。浜田に住み始めた当時、高速道路無料化実験より前だったのに、ETC普及率が高くて驚いた。ショッピングや映画鑑賞、Jリーグ観戦など、いろいろな目的で頻繁に広島に出掛けるらしい。宮島と平和公園くらいしか知らなかった私は、広島の細かい地名や店の名が飛び交う女子トークに圧倒された。

 石見と広島のつながりは、実に多彩。ビジネスはもちろん、就職、入院、神楽交流といった身近な場面で広島が登場し、親戚が広島にいる人もすごく多い。石見弁と広島弁がよく似ていることからも、昔からの深い縁が分かる。私なんか及びもつかなくて当然だ。

 「安佐動物園に行きたいね」。にわか知識をもとに、わが家でも広島プランを練るものの、息子がチャイルドシートを嫌がるようになり、当分、お預けになりそうだ。

 (江津市・スナフキン)

2012年10月26日 無断転載禁止