女子ログ 世代間ギャップにも教訓

 新米ママの私にとって、母は最も頼りになる存在。里帰り出産でなければ、あの大変な時期を乗り越えられなかったと感謝している。

 でも母の助言は、40年近く前の子育て経験がベース。私が病院や友人から教わった手法を実践しようとすると「私らのころと違う」と困惑していた。

 出産直後は、首もすわらない赤ん坊をチャイルドシートに乗せることに「かわいそう」を連発。泣きじゃくる赤ん坊をドライブでようやく眠らせても、チャイルドシートからおろすと(体勢が崩れ)起きるという状況にも「昔なら、そっと抱っこしたまま家に戻れた」と不満顔だった。

 日々の世話でも、ボタンの多いベビー服をうまく着せられず「昔の着物は、着せやすかった」、流行の抱っこひもも使いづらいらしく「昔のおんぶひもの方が、体を密着できた」とぶつぶつ。私は「時代が違う!」とイラついた。

 とはいえ、母の「昔話」に救われることも多い。離乳食レシピに悩む私に「みそ汁の具を取り分ける程度で十分。昔の人は、たいした物を食べてなかったけど、立派な人がたくさんいる」ときっぱり。確かに、昭和の子育てはもっとシンプルでおおらかだったんだろうな。あふれる情報やモノに翻弄ほんろうされている自分を反省した。

 (江津市・スナフキン)

2012年11月23日 無断転載禁止