銀山街道歩きやすく、美郷の振興協

やなしお道の土橋を補強する新しい木柵を組む参加者
 世界遺産の石見銀山遺跡(大田市)から江戸時代、瀬戸内海側まで銀を運んだ銀山街道を活用した地域振興を図る「美郷町石見銀山街道振興協議会」がこのほど、安全・快適に散策してもらおうと、腐食した木柵の交換など街道の整備作業をした。

 県の自然公園整備事業を活用して、県自然保護レンジャーのメンバーらにも応援を依頼し、計約20人が参加。街道のうち町北西部を通る「やなしお道」で、谷間に土を盛って街道をかさ上げした「土橋」の1カ所を修繕した。

 距離約20メートル、幅約2メートルにわたる土橋の両側を補強するため埋め込まれていた木柵が腐食していたため、掘り起こして撤去。用意したスギの丸太で新しい木柵を組み、再設置した。

 協議会の構成団体で、毎月1回、やなしお道でウオーキングイベントを開催している美郷町銀山街道を護(まも)る会の道下良徹会長(64)は「多くの人に訪れてもらい、豊かな自然の中で散策を楽しんでほしい」と話した。

2012年11月27日 無断転載禁止