注文してない商品送ると言われた 必要なければ断る




 ある業者から「あなたが8月に注文した健康食品をこれから送ります」との電話があった。覚えがないので断ろうとしたが「注文した時の録音があるので中止はできない」と言う。いったん電話を切ったが、またかかってくるのではと不安だ。どのように対処したらいいか。私の電話番号などを知っていたことも不審だ。そういえば8月ごろに電話で健康食品に関するアンケートを受けたが、別の業者名だった。





 当センターには同様の相談がたくさん寄せられています。国民生活センターによれば、全国的にも健康食品の送り付け商法の相談件数は年々増加傾向にあり、10月15日現在で昨年度の同じ時期と比べて1・6倍となっています。

 悪質業者は、何らかの名簿を利用して突然電話をかけてきます。アンケートや懸賞を装って個人情報を収集している場合もありますから、日ごろから注意が必要です。

 勧誘電話は、必要がなければきっぱりと断りましょう。相手の会社名や電話番号を確認しておくことも重要です。承諾していないのに一方的に商品を送り付けられたら、受け取り拒否しましょう。仮に受け取ってしまっても、消費者に代金支払いの義務はなく、商品を引き取る義務は業者側にあります。

 詳しくはお近くの役場の消費生活相談窓口や県消費者センターにご相談ください。

 他の相談事例をみると、強い口調で商品を受け取るよう言われて不安になり、あいまいな返事をしたことで健康食品が送り付けられたり、暴言を吐かれて恐怖を覚えたケースもあります。トラブルに遭う人の多くが高齢者であり、健康の不安や記憶の不確かさ、判断力の低下に乗じて悪質な勧誘が行われているようです。高齢者がトラブルに巻き込まれないように、家族や周囲の方がよく注意し、見守ることが大切です。


■島根県消費者センター 電話0852(32)5916  ■同石見地区相談室 電話0856(23)3657

2012年12月3日 無断転載禁止