石見・石西 「激動グローバル経済の中の日本とTPP」 徳川 家広氏

徳川家広氏
 いよいよ動き出す“アベノミクス”

     金融政策“三本の矢”は日本経済を再生するか



    講 師 徳川 家広氏(政治経済評論家)
   
   演 題 「激動グローバル経済の中の日本とTPP」



 山陰中央新報社の「石見政経懇話会」「石西政経懇話会」は平成25年2月12日(火)・13日(水)に定例会を開催します。今回は、大樹総研取締役特別研究員・政治経済評論家の徳川家広(とくがわ・いえひろ)氏を講師に迎え、「激動グローバル経済の中の日本とTPP」と題して講演してもらいます。年末に誕生した安倍政権は真っ先に「経済再生」を表明、通常国会の所信表明でも「強い経済を取り戻す」決意を示しました。果たして「アベノミクス」の行方は・・・・。徳川家広氏に詳しく解説していただきます。


 1月28日召集された通常国会所信表明で安倍首相は、デフレ脱却による経済再生を最大の課題と位置付けた。安倍政権の掲げる経済政策は▽大胆な金融緩和▽公共事業中心の財政出動▽成長戦略―のいわゆる“三本の矢”。それを実現するための13年度政府予算案は92兆6千億円と過去最大級。これに13兆円を超える12年度補正予算案を合わせた「15カ月予算」はゆうに100兆円を超える規模だ。公共事業費を4年ぶりに拡大、公共事業主導での景気回復を急ぐ。また、物価上昇率を前年比2%とする目標についても、早期の実現を強調する。

 その一方で、「アベノミクス」に対し海外からは「意図的な円安誘導だ」との批判も伝わってくる。また、TPP問題も安倍氏にとっては“踏み絵”そのもだ。2月に予定されている日米首脳会談では、オバマ大統領から交渉参加の是非を突きつけられる場面も予想され、安倍首相がどう言及するかも焦点の一つ。夏の参院選をにらんで、まさに正念場となりそうだ。


<徳川氏のプロフィール>

 1965(昭和40)年、東京都生まれ。慶応大学経済学部卒。ミシガン大学経済学修士。コロンビア大学政治学修士。国際連合食糧農業機関(FAO)ローマ本部、ハノイ支所勤務。帰国後、フリーの翻訳家に。2009年、初の自著「バブルの興亡」を上梓。現在の肩書きは大樹総研(たいじゅそうけん)取締役特別研究員・政治経済評論家。徳川宗家の第19代目に当たる。
 主な著書に「自分を守る経済学」(ちくま新書)「なぜ日本経済が21世紀をリードするのか」(NHK出版新書)。翻訳に「ソロスの講義録」(講談社)「最強国の条件」(〃)「中国 あやうい超大国」(NHK出版)「豊かさの誕生」(日本経済新聞出版社)など。

 (本会は会員制です)

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2013年2月1日 無断転載禁止