島根県NIE推進協本年度事業計画

【公開授業】「俳句を味わおう」のテーマで行われた松江市立乃木小での公開授業(資料)
 NIE(教育に新聞を)活動に取り組む島根県NIE推進協議会(会長・有馬毅一郎島根大学名誉教授)はこのほど開いた2013年度総会で、本年度の事業計画、実践指定校などを決め、活動をスタートさせた。7校がNIE実践活動を行うほか、県独自の「島根県わがまち新聞コンクール」事業にも取り組む。また、全国大会への実践校の教員派遣、県NIE研究会による研修会なども計画している。



新規含め7校実践活動

 本年度、NIE活動に取り組む実践校は、通常枠(実践期間2年)が新規の島根県立松江商高、同島根中央高など6校、過去に豊富な実践経験を持つ学校に与えられる奨励枠(同1年)の県立出雲商高の計7校。過去最多(8校)だった昨年度より1校少ない。

【研究会セミナー】年4回の県NIE研究会セミナーでは、実践活動発表やテーマを決めた研究討議などが行われている(資料)
 実践指定校には、校区内で配達される県推進協加盟新聞社8社の新聞が教材用にそれぞれ4カ月間、無料で提供される。本年度は既に出雲市立平田中など3校が今月から購読を開始、授業に生かしている。

 また、実践校は新聞記者が直接教室に出向く出前授業や新聞社見学も受けられる。25日には出雲商高で早速1回目の「記者派遣事業」が実施され、「新聞の読み方、楽しみ方」について新聞記者から指導を受けた。出雲商高では、奨励枠に義務付けられている公開授業も実施する。

 このほか、日本新聞協会が主催、全国都道府県の新聞社とNIE推進協議会が主管して毎年開催され、今年で18回目を迎える「NIE全国大会」は静岡新聞社などの主管で7月25、26日、静岡市で開かれる予定で、島根県推進協では実践校の教員などを派遣する。

 また、11月の「NIE月間」に向けては、島根県独自では、わが町の特産、観光、人物などを新聞で紹介する「第9回島根県わがまち新聞コンクール」に取り組むほか、日本新聞協会主催で「第4回いっしょに読もう! 新聞コンクール」も実施される。

 一方、自主的研究組織の島根県NIE研究会(有馬毅一郎会長)は年4回、それぞれ趣向を凝らしたセミナーの開催を計画。この中では、新聞社からの講師を招いた講話やテーマを決めた研修会、実践校の実践活動発表なども予定している。



地域の魅力取材し発信 わがまち新聞コンクール 小中高生作品募集

第8回コンクールで小学生の部最優秀賞に選ばれた作品
 NIE活動に取り組んでいる島根県NIE推進協議会は、県内の小・中・高校生を対象に「第9回島根県わがまち新聞コンクール」作品を募集する。

 子どもたちに、自分たちが住んでいる町の歴史や素晴らしさ、面白い話題、名所・名物・特産、人物などを新聞にして紹介することで、あらためて自分の地域を見つめ直し、社会とのつながりに関心を持ってもらうとともに、取材や情報発信の楽しさも知ってもらおうと毎年実施している。

 応募は個人やグループ、学校単位でもよく、手書き、パソコン製作のいずれでも可。サイズはB4判以上模造紙大まで。学校名と氏名、学年、住所、電話番号を明記した応募票(書式自由)を付け、島根県NIE推進協議会「わがまち新聞コンクール係」へ送る。締め切りは9月30日。郵送のほか、直接持参でも受け付ける。

「第8回島根県わがまち新聞コンクール」の審査風景(資料)
 10月に行う審査会で小・中・高校の部門ごとに最優秀賞各1点のほか、優秀賞、佳作などを選ぶ。「NIE月間」の11月に表彰式を行い、上位作品は山陰中央新報紙面で紹介する。



本紙掲載「青春はつらつ新聞」 製作希望校を募集

 山陰中央新報社では、NIE企画として随時掲載している「青春はつらつ新聞」を製作する学校を募集しています。

生徒たちが製作した「青春はつらつ新聞」
 小・中・高校生がそれぞれテーマを決めて取材した記事や、撮影した写真をもとに1ページの紙面を作成します。400~500字の記事4、5編、写真数枚(表やグラフ、イラストも可)をお寄せください。

 要請があれば、記者や担当者が直接学校に出向き、取材の仕方、記事の書き方、新聞紙面の作り方などの指導もします。

 ご希望の学校は編集局読者室NIE担当までご連絡ください。

2013年4月30日 無断転載禁止

こども新聞