中海・宍道湖・大山圏の経済人ら 「山陰インド協会」設立へ

設立総会に向け協議する「山陰インド協会」の発起人=松江市千鳥町、ホテル一畑
 経済発展の続くインドと山陰両県との結び付きを強めようと、中海・宍道湖・大山圏域の経済人らが中心となり、4月に「山陰インド協会(仮称)」を発足させる。16日に、同圏域の商工会議所会頭らが集まり松江市内で開いた発起人会で決めた。今後、協会設立までに両県や経済・文化団体、企業などを対象に幅広く参加を呼び掛けていく。

 協会設立は昨年10月、インド哲学・仏教学者で松江市名誉市民の故中村元(はじめ)氏を顕彰する「中村元記念館」が、松江市八束町に開館したのがきっかけ。松江商工会議所の古瀬誠会頭が協会設立に向けた発起人会を主導した。

 16日は、松江、出雲、平田、安来、米子、境港の6商議所の会頭や副会頭と、環日本海経済活動促進協議会の足立統一郎会長、山陰中央新報社の山根常正会長らが出席。古瀬会頭が「(記念館開館という)この機会を逃さずに組織を立ち上げ、経済文化交流の輪を広げていこう」とあいさつし、協会の名称や4月下旬予定の設立総会までのスケジュールなどを話し合った。

 協会参加メンバーについては圏域の経済界を中心に参加を募る。3月中旬に再度、発起人会を開き、設立総会で諮る事業計画案や役員選任案を協議する。事業内容は今後詰めていくが、インドでのビジネス展開に向けた現地視察や経済団体、企業との交流などを検討している。

 ジェトロ松江、鳥取によると、山陰両県で現在、インドと取引などのある企業はほとんどないが、世界2位の約12億人の人口を抱え、自動車メーカーのスズキなど日本からの進出企業が多い上、IT大国としても知られる。

2013年1月17日 無断転載禁止