駐日インド大使、島根入り

アルファー食品を訪れ、森山信雄社長(右手前)と米の加工技術について意見交換するディーパ・ゴパラン・ワドワ駐日インド大使(左)=出雲市大社町北荒木
 インドのディーパ・ゴパラン・ワドワ駐日大使が12日、島根県入りし、県内企業を視察した。3日間の日程で、山陰両県の食品や製造業、IT、環境関連企業を回り、両県とインドとの産業、文化交流の参考にする。

 14日、松江市内で中海・宍道湖・大山圏域の経済人らで発足させる「山陰インド協会」(仮称)の記念祝賀会に出席するため来県。これに合わせ、企業も視察することにした。

 12日は千家和比古・権宮司の案内で出雲大社(出雲市大社町)を見学するなどした後、加工米飯製造のアルファー食品(同)を訪問。森山信雄社長が、蒸し上げたコメを急速乾燥させたアルファ化米の加工技術と、同米を使ったレトルト食品を紹介した。

 大使は、インドでは女性の社会進出が加速しており、短時間で調理できる食品の需要は高いと説明。「インドでも米加工品を作る企業はあるが、モチモチした米はない。おいしい」と試食した感想を述べ、インド企業との連携を模索したい考えを示した。

 13日は三菱農機(松江市東出雲町)のほか、氷温研究所(米子市大篠津町)やとっとり花回廊(鳥取県南部町)、14日は松江土建(松江市学園南2丁目)などを視察する予定。

2013年6月12日 無断転載禁止