「山陰インド協会」を設立

山陰インド協会の設立総会で「力を合わせ、発展に向けて努力したい」とあいさつする山根常正会長=松江市千鳥町、ホテル一畑
 経済発展の著しいインドと島根、鳥取両県との経済、文化交流拡大を目指す「山陰インド協会」が14日、松江市千鳥町のホテル一畑で設立総会を開き、発足した。総会後の祝賀会には、ディーパ・ゴパラン・ワドワ駐日インド大使も出席。会員らと共にインドと山陰両県との絆の強まりを期待した。

 設立総会には会員の167法人・個人のうち約130人が出席した。発起人を代表して古瀬誠松江商工会議所会頭が「中海・宍道湖・大山圏域は、米子空港、境港があり、海外へ展開するのに優れた地域。海外の成長力を取り込む役割を協会が果たしていきたい」と誓った。この後、会員向けのメールマガジン配信やインド関連のビジネスセミナー開催、11月の経済視察団派遣など、2013年度の事業計画を決めた。

 会長には、山根常正山陰中央新報社会長を選んだ。山根会長は「日本とインドの交流は今後ますます活発になり、協会は大きな使命をもって歩き出す。皆さんと力を合わせ、発展に向けて努力したい」とあいさつした。

 続いて記念祝賀会があり、環日本海経済活動促進協議会の足立統一郎会長の音頭で乾杯し、出席者が設立を喜び合った。これに先立ち、ワドワ大使は「島根、鳥取両県の皆さんが手を取り合って、協会を設立されたことを心からうれしく思う。われわれは多くの皆さんとの緊密な協力を楽しみにしている」とスピーチし、山陰とインドとの交流促進を願った。

 協会の設立は、12年10月、インド哲学・仏教学の世界的権威で、松江市名誉市民の故中村元氏を顕彰する「中村元記念館」が同市八束町に開館したのがきっかけ。中海・宍道湖・大山圏域の経済人が設立準備を進めていた。

2013年6月14日 無断転載禁止