日印協会平林氏講演 親日国をアピール

日本とインドの関係について講演する日印協会の平林博理事長=松江市千鳥町、ホテル一畑
 山陰インド協会の設立を記念して、総会後、日印協会の平林博理事長が講演した。約130人を前に、山陰ではあまり知られていない文化や思想などインドの“素顔”を分かりやすく語り、身近な国であることをアピールした。

 1998年2月から2002年9月まで駐印大使も務めた平林氏は「親日大国インドと新時代の日印関係」と題して話した。

 インドの特徴として、人口の多さや広大な国土に加え、公用語だけでも22種ある言語の多様性を挙げた。ヒンズー教、イスラム教、仏教など宗教も多く「政教分離で平和共存しているのがインドの自慢の一つ」と紹介した。

 独立を日本が支援した歴史や仏教を通じた精神的なつながりなどから「インド国民には親日的な感情が底流にある」と強調した。

 その一方、日本側のインドとの交流は、日中関係などに比べ疎遠だとして、山陰インド協会の発足を歓迎。「いずれ、山陰とインドの都市、州との間で姉妹都市関係ができることを期待する」と述べた。

2013年6月15日 無断転載禁止