中村元記念館で1周年記念イベント

写真展「インド・12億の素顔」の作品に見入る来場者=松江市八束町波入
 インド哲学・仏教学者で松江市名誉市民の故中村元(はじめ)氏を顕彰する中村元記念館(松江市八束町波入)の開館1周年記念イベント「はじめのインド」が13日、同館であった。来場者は、研究員による東洋思想の発表や、写真展、インド料理、インド音楽、インド映画など「インドずくめ」の一日を楽しみながら中村氏の業績に思いをはせた。

 報告会ではNPO法人・中村元記念館東洋思想文化研究所の3人の研究員が、「慈悲」を共通テーマに佐陀神能や能海寛などについて研究成果を紹介した。また、写真家・三井昌志さんの写真展「インド・12億の素顔」では、多様な民族の日常や、美しい風景を切り取った作品40点が並び、来場者が見入っていた。ヨガの体験、シタールの演奏などもあった。

 同館の名誉館長で中村氏の長女・三木純子さん(67)=東京都杉並区=も来場して開館1周年を喜び、同NPOの谷口博則副理事長は「多くの学生や研究者に利用してもらいたい」と話した。

2013年10月14日 無断転載禁止