喜寿記念し画集出版 出雲の鎌田さん 30年の成果まとめる

制作した画集を手に、今後の創作意欲を語る鎌田卿子さん
 島根県出雲市荻杼町の鎌田卿子さん(77)が喜寿を迎えた記念に、これまで描きためた日本画を収録した画集「喜寿の春」を制作した。思い入れのある数々の作品が一冊にまとまり「これからも描き続けたい」と喜んでいる。

 幼いころから絵を描くことが好きだった鎌田さんは1981年、山陰中央新報文化センター出雲教室で日本画の講座が開講したとき、夫の睦治さん(79)の勧めで日本画を習い始めた。以来、30年以上にわたって日本画家・故小豆沢礼さんの指導のもと、創作に打ち込んできた。

 出版は、長男の敬治さん(48)が鎌田さんに提案し、お祝いにプレゼントした。

 画集はA4判カラー、40ページ。合掌造りの水車小屋の脇にかれんな花を咲かせた月見草を描いた「月見草」、稲刈りを終えた田でカラスが遊ぶ様子を描いた「寒い朝」など、県展や市展で入賞した作品も含め約60点を掲載。完成した画集は親戚や友人に配布した。

 鎌田さんは「淡い、日本画ならではの色合いが大好き。夫が育てている庭の花をもっと描きたい」と意欲を燃やしている。

2013年12月28日 無断転載禁止