紙上講演 筑波スポーツ科学研究所研究員 大塚真里子氏

筑波スポーツ科学研究所研究員 大塚真里子氏
いつまでも若々しく!~老けないための簡単・楽しい予防運動

体動かし脳も活性化

 山陰中央新報社の米子境港政経クラブの定例会が28日、米子市内であり、筑波スポーツ科学研究所研究員の大塚真里子氏(57)が「いつまでも若々しく!~老けないための簡単・楽しい予防運動」と題して講演した。実際に体を動かしながら、日常生活の中で体を動かし、健康を保つ方法について伝えた。要旨は次の通り。

 長寿社会の中、いつまでも元気に、寝たきりにならずに過ごしたい。介護を必要とせず暮らせる健康寿命を下げる大きな症候が三つある。

 体形が大きくなるメタボリックシンドローム、体形は細いけれど筋力が衰えるロコモティブシンドローム、体重や体形が変わらないが加齢とともに筋力の代わりに脂肪が増えるサルコペニア症候群。それぞれ運動不足も要因になっている。

 健康のためにどういう運動をしていけばいいか。かれこれ30年近く社会体育に携わってきたが、これをしてほしいというのが五つある。

 一つ目は、ストレッチ。二つ目は、自分の体重を使ってするスクワットや腹筋などの自重トレーニング。三つ目は、ジョギングなどの有酸素運動。四つ目は、習慣性のない運動をする脳トレ。最後はストレス解消のための好きなスポーツ。

 特に脳トレに最も注目しており、腕や足を使って普段と違う動きをすることで、脳を活性化できる。

 この五つの運動と、その合間に休養と栄養、仲間とのコミュニケーションという三つのデザートがとれる毎日を送ることがベスト。

 私も100%健康的な生活をしているわけではなく、お酒も飲む。ただ不規則な生活の中でも、体に無理のない適切で効果的な運動を個々の生活の中に組み入れ、自己管理をしてほしい。

2014年5月29日 無断転載禁止