お金を払えば運が開けるわけではない 開運商法には気をつけて

【相談】

 雑誌に開運グッズの広告があった。1週間で願いがかなうというブレスレットが1万円だという。「90日間の返金保証」とあるが、信用できるか。


【アドバイス】

 開運の効果をはかる方法はないので、効果は保証できないでしょう。ですから、効果がない場合は返金するといっても、効果の有無についてもめることが考えられます。

 また、効果がないと業者に伝えても「使い方が悪い」「悪霊がついている」と不安をあおられ、他の高額な商品や祈祷(きとう)を次々と勧められる可能性もあります。実際、「邪気払いの石」「八角の鏡」などを勧められた事例があります。

 さらに、この相談の事例は通信販売に相当し、クーリングオフ制度の対象外となるので、慎重に検討することが必要です。

 このような開運商法について、国民生活センターが6月上旬に注意喚起を行いました。開運商法とは、雑誌広告などを見て開運ブレスレットなどを購入することをきっかけに、次々と開運グッズの購入や祈祷を勧誘する手口です。これまでに注意喚起を何度も行ってきましたが、依然として相談があり続け、契約金額が高額化するとともに、勧誘手口が悪質化しています。

 冷静に判断できない状態で新たなグッズや祈祷サービスを購入・利用してしまった場合は、すぐに業者に解約の申し出をしましょう。雑誌などを見て自ら申し込んだ開運ブレスレットなどはクーリングオフの対象外でも、その後の電話勧誘で契約した場合はクーリングオフを申し出ることは可能です。

 お金を払えば運が開けるわけではありません。ご注意を!


■島根県消費者センター 電話0852(32)5916 ■同石見地区相談室 電話0856(23)3657

2014年8月6日 無断転載禁止