こどもトピック 松江の気象台でお天気フェア

浮かぶ水の粒を見て、雨の形を学ぶ参加者=松江市西津田7丁目、松江地方気象台
大雨の降る仕組み学ぶ

 毎日の暮らしの中で天気に対する関心を高めてもらう「お天気フェア2014in松江」がこのほど、松江市西津田7丁目の松江地方気象台で行われました。参加した家族連れらは雨粒(あまつぶ)の形が分かる装置(そうち)や天気を観測(かんそく)する装置を見学し、大雨が降ったときにどうすればいいのかを学びました。


親子連れら40人 実験装置やパネル使って

 この催(もよお)しは同気象台の仕事や役割を住民に知ってもらうため年1回秋に開催(かいさい)しています。今年は8月に広島県で74人が亡くなった豪雨(ごうう)災害が起こるなど、雨による被害(ひがい)が深刻(しんこく)な問題となりました。このためフェアでは雨が降る仕組みや災害から身を守る手段をテーマにしました。各回30分で同じ日に4回行われ、松江市や出雲市から親子連れら40人が参加しました。

 同気象台の職員26人が施設(しせつ)を紹介し、実験(じっけん)装置やパネルを使って地震(じしん)などの災害について参加者に説明。雨粒の形を知ってもらうため、下方から吹き上げる風で水滴(すいてき)を浮かせる装置で実験した参加者は、水滴が空気の抵抗(ていこう)を受けまんじゅうの形になるのを見て、驚いていました。

 職員は、積乱雲(せきらんうん)が発達すると大雨が降るだけではなく、竜巻や落雷が起こる恐れがあると説明。危険を感じたら頑丈(がんじょう)な建物の中に逃げるように勧め、事前に避難(ひなん)する場所やルートを相談して決めておくようアドバイスしました。

 さらに、災害が起こると、どれくらいの被害が出るかを想定(そうてい)したハザードマップを見ておくことが大切とし、「大雨で川の水があふれると、避難する場所やルートが危険になる」と強調。子どもたちは真剣(しんけん)な表情でうなずいていました。

 松江市立大庭小学校3年の石倉滉大(こうた)君(8)は「学校で天気を習うので勉強になった。大雨から身を守る方法を家族と考えたい」と話していました。

2014年10月10日 無断転載禁止

こども新聞