こどもトピック 個性豊か怪獣作り

段ボールで個性豊かな怪獣を作る参加者=松江市袖師町、島根県立美術館
島根県立美術館で子どもら創作活動

 子どもから大人まで幅(はば)広く創作(そうさく)活動に親しんでもらおうと、段ボールを使って怪獣(かいじゅう)の着ぐるみを作るワークショップ「しんじこかいじゅう大作戦」がこのほど、島根県松江市袖師町の島根県立美術館でありました。家族連れらが、絵の具や生活用品を使って個性豊かな怪獣作りを楽しみました。


段ボール、生活用品使い

 県立短期大学松江キャンパス(松江市浜乃木7丁目)の教育活動の一つで、同大の学生が読み聞かせを行う「おはなしレストラン」の活動として企画。県内外の家族連れら44人と学生10人が参加しました。

 同レストランは2005年、松江市立病院に入院している子ども向けに、学生が読み聞かせのボランティアをしたことが、活動のきっかけになりました。大学が読み聞かせを総合(そうごう)文化学科の専門科目とし、乃木小学校や忌部小学校で読み聞かせの授業(じゅぎょう)を行うなど力を入れています。こうした取り組みは09年に「文部科学省大学教育推進(すいしん)プログラム」に選ばれ地域に貢献(こうけん)する活動と評価されました。

 ワークショップは絵本を見て想像力(そうぞうりょく)を育(はぐく)み、作品づくりによって想像したものを形にしてもらう目的で、同美術館と連携(れんけい)しました。絵本や舞台(ぶたい)芸術などで幅広く活動する「ツペラツペラ」の亀山達矢さん(38)=東京都=が講師(こうし)を務めました。

 参加者は段ボールに水性のアクリル絵の具で色をつけ、綿(わた)や毛糸、紙皿で毛やトゲを作って組み合わせるなど、約3時間かけて思い思いに創作。顔がいくつもある怪獣や、宍道湖のシジミと嫁ケ島を黒い模様(もよう)や頭の木で表現した怪獣など力作が並びました。

 亀山さんは、子どもたちが手のひらに絵の具を付け手形を押して模様を描いたことを「子どもらしい元気さの表れ」と喜びました。

 両親と参加した松江市立八雲小学校1年の小林海吏君(7)は「宍道湖のコイをイメージして、好奇心(こうきしん)が強い怪獣を作った。作るのが楽しかった」と笑顔で話していました。

2014年10月17日 無断転載禁止

こども新聞