住宅リフォームでのトラブル対処は? 口約束やめ全て書類に残す

【相談】

 住宅リフォームについて、次のような相談が寄せられた。(1)契約した建材が使われていない(2)工事中に現場で打ち合わせして決めた位置に、器材が取り付けてられていない(3)親の知り合いの業者に工事を頼んだら、見積書も契約書もなく、請求書だけがきた。


【アドバイス】

 リフォーム工事を含めた請負工事は、既製品を買うのとは違い、まだできていない物について契約し、お金を支払います。何をどんなふうに作るのか、いつ作るのか。全て書類にまとめておくことが大切です。どんな工事でも口約束で進めると、トラブルのもとになります。

 トラブル防止策として最低限、次のことを実行しましょう。

 リフォーム業者選びは見積もりを数社から取り、よく見極める▽打ち合わせは電話での内容を含めて全てメモに残す▽工事内容を記した書類と見積書をもらい、現場で確認する▽契約書を交わし、契約約款も必ず目を通す▽工事が終わったら、お互いに立ち会って完了検査を行う。

 相談(1)については契約通りの物にやり直してもらうよう助言しました。(2)は取り付けてしまった後なので、消費者センターが間に入り、価格の面で和解をしました。(3)では不明な点を確認しあい、必要書類を提出してもらいました。

 訪問販売などの不意打ち性の高い勧誘の場合、その場で契約しないことが大切です。リフォーム見積チェックサービスやリフォーム瑕疵(かし)担保保険制度など、トラブルを未然に防ぐための制度を活用してください。トラブルになったら、すぐにお住まいの市町村の消費生活相談窓口か、消費者センターにご相談ください。


■島根県消費者センター 電話0852(32)5916 ■同石見地区相談室 電話0856(23)3657

2014年11月5日 無断転載禁止