事例発表通し実践力高める 教員らNIE秋季セミナー

新聞を活用した授業を紹介する石川隼人教諭
 島根県NIE研究会(会長・有馬毅一郎島根大名誉教授)の秋季セミナーが8日、松江市殿町の山陰中央新報社であり「新聞を作って、使って、生き生き授業」をテーマに事例発表を通じて関係者が実践への理解を深めた。

 教員や司書教諭、教育委員会関係者ら15人が参加。冒頭、県NIE推進協議会が実施した第10回県わがまち新聞コンクールで入選した作品の受賞者や指導教員が工夫した点や苦労した点を紹介した。

 その後、山陰中央新報社の増田枝里子記者が新聞の持つ魅力や取材の心構えなどを講話したほか、NIE実践校・県立出雲商業高の石川隼人教諭による事例発表があった。

 石川教諭は、商業高の生徒が取り組む販売実習「出商デパート」に出店する理想の店舗を考える授業で、新聞記事の情報を活用した例を紹介。初めは具体性が欠けていた目標に、新聞記事や生徒同士の意見交換を通して「客の好みを知っておく」「商品陳列は平均身長の場所に」など、より具体的な目標を持てるようになったとし、新聞活用の「一定の効果があった」と振り返った。

 参加者からは「世の中で起きていることを主体的に新聞から得る姿勢があり面白い」「新聞と学習が結びついている」などの感想が上がった。

 同研究会冬季セミナーは来年2月に開かれる。

2014年11月10日 無断転載禁止

こども新聞