わが家のシェフ 冬の味覚を味わって

カニのクルスティアン オレンジソース
 地域で作り、その地域で食べることを地産地消(ちさんちしょう)と言います。これは生産者、料理人、そして食べる人にとって大切なことです。お互いに顔が見られる関係で安心、安全な食を届けることができるからです。

 山陰両県では日本海や宍道湖(しんじこ)、中海などで捕(と)れる海の幸や、中国山地で捕れる山の幸に恵まれています。地元で捕れた食材を楽しむのもいいですね。

 今回は山陰両県の冬の味覚、カニを使った「カニのクルスティアン オレンジソース」です。クルスティアンは“カリカリに仕上げた”という意味で、春巻きの皮を揚(あ)げて作ります。

 カニの中でも雄(おす)のズワイガニは水揚げされた地域によって名前を変えてブランド化されています。山陰地方で捕れたものは「松葉ガニ」と呼ばれますが、福井県産のものは「越前(えちぜん)ガニ」と呼ばれています。

 スーパーに行ったら食品表示や名前を見て、食材がどこで捕れたものなのか見てみましょう。


 カニのクルスティアン オレンジソース(4人分)

【材料と作り方】

★分量

・カニ(むき身)8本、春巻きの皮4枚、大葉8枚、塩、コショウ適量(てきりょう)

・ソース オレンジジュース200cc、バター50グラム

・ジャガイモのグラタン ジャガイモ大2個、バター少量、ニンニク1/2個、牛乳50cc、生クリーム50cc、塩、コショウ、ナツメグ少々


1.春巻きの皮に大葉、カニをのせ、手前からきつく巻き、ようじで刺(さ)し止める

2.揚げ油を180度に熱して1をこんがり色づくまで揚げる

3.鍋(なべ)にバターを塗(ぬ)り、スライスしたジャガイモを並べ、牛乳、生クリームを入れる

4.塩、コショウ、ナツメグで味を調(ととの)え、ジャガイモに火が通るまで煮(に)る

5.オレンジジュースを鍋に入れ、1/2の量になるまで煮詰(につ)める。バターを入れ、塩、コショウで味を調える

 (出雲市の「ランコントレ」シェフ・山口雄三)

2014年11月26日 無断転載禁止

こども新聞