「病気が治る」健康食品返品できる? クーリングオフの利用を契約は慎重に

【相談】

 突然の電話で「果物の皮でできていて、すべての病気に効くとてもいい物がある。飲んでみないか」と言われた。最初は断ったが「すべての病気に効く」と何度も言われたので承諾した。3日後、商品が届いたが、5本で10万円はやはり高い。返品したい。(70代女性)


【アドバイス】

 消費者センターには高齢者を中心に健康食品に関する相談が多く寄せられています。電話で「これを飲むと○○の病気が治る」「△△の痛みに効く」などと勧誘されます。業者のしつこい勧誘を受けて効果があるのなら、と思い、最後には承諾してしまうケースがあります。

 健康食品は、薬のように薬効をうたって勧誘することは医薬品医療機器法(旧薬事法)、特定商取引法に違反しています。また、このケースのように業者のうその説明を信じて契約したのであれば、特定商取引法や消費者契約法により契約取り消しの主張が可能なケースもあります。

 中には、飲み始めて下痢などの体調不良になったという話もあります。病院で処方されている薬との相互作用もあるので主治医に相談するなどして、契約は慎重に判断するよう注意してください。

 相談事例は、電話勧誘による契約であり、契約書が届いてから8日以内だったのでクーリングオフの通知を送付して着払いで商品を返送するように助言しました。

 他にも商品単価や本数、合計金額の説明を受けていなかったり、知らないうちに定期購入になっていて次々商品が届いたりしたという相談もありました。きっぱり断っていたり、注文していないのに送られてきたりしたのなら受け取りを拒否してください。代金を支払う必要はありません。

 お困りのことがあれば、お住まいの市町村の消費生活相談窓口か、消費者センターにご相談ください。


■島根県消費者センター 電話0852(32)5916 ■同石見地区相談室 電話0856(23)3657

2014年12月3日 無断転載禁止