輝(き)らりキッズ 「守りたい宍道湖七珍」

3年連続、最優秀賞に輝いた北山あいさんと、プレゼンテーションコンテストで説明に使ったフリップ=松江市宍道町、宍道小学校
しまね調べ学習コンテストで発表・宍道小(松江)6年 北山あいさん

 3年連続、輝く最優秀賞

 島根県内の児童、生徒が、学校図書室の図書や新聞などの資料(しりょう)を活用した調べ学習で、松江市立宍道(しんじ)小学校6年の北山(きたやま)あいさん(12)が小学校の部で3年連続、最優秀賞(さいゆうしゅうしょう)に輝(かがや)きました。宍道湖七珍(しっちん)をテーマに、宍道湖について関心を持ってもらい環境(かんきょう)を守っていきたいという思いを発表しました。

 調べた内容を分かりやすくまとめて、自分の意見を発表したりする能力(のうりょく)を高めてもらうため、県教育委員会が主催(しゅさい)する「しまね調べ学習プレゼンテーションコンテスト」で、小学校、中学校、高校の部があります。

 北山さんは3年生の時、好きなシジミについて授業(じゅぎょう)で調べたことをきっかけに、4年の時から「す・も・う・あ・し・こ・し」として知られる宍道湖七珍(しっちん)(スズキ、モロゲエビ、ウナギ、アマサギ、シラウオ、コイ、シジミ)の現状や、宍道湖への思いについて毎学年、コンテストで発表しました。

 4年時のテーマは「ワカサギ(アマサギ)はいるか? いないか?」。アマサギが減(へ)っていることを知り、アマサギが苦手の環境悪化をさせないために宍道湖をきれいにしていく必要性を訴(うった)えました。

しまね調べ学習プレゼンテーションコンテストに出場した小、中、高校生。中央は最優秀賞を受賞した感想を話す北山あいさん=松江市内中原町、島根県教育センター(島根県教育委員会提供)
 5年時は「食べよう!セイゴ(スズキの幼魚(ようぎょ))」。アマサギとは逆に、増えて生態系(せいたいけい)に影響(えいきょう)を与えているというセイゴについて、かまぼこ会社への取材も交(まじ)えて料理に活用できないか考え、みんなで食べよう、と「セイゴバーガー」を提案(ていあん)しました。

 6年の時は「宍道湖をウナギパラダイスに」がテーマ。日本でも世界でも絶滅危惧種(ぜつめつきぐしゅ)になったことを学んで、学校図書室や新聞で調べたり、宍道湖漁協の人に話を聴(き)くなどしてウナギについて調査。食べ過ぎず、住みやすい環境を守る大切さを説明しました。

 コンテストを担当している県教育庁教育指導課の片寄泰史(かたよせやすし)指導主事は、北山さんが「自分で課題をもち、その課題解決に向けて、適切(てきせつ)に調べてまとめ、発表するという学び方をしっかり身に付けている」ことに感心しています。

 北山さんは、児童会の保健委員会委員長を務(つと)め、学校外ではサッカーチームに加入、柔道(じゅうどう)も習っている活発な女の子。

 担任の山本達也教諭(やまもとたつやきょうゆ)は「誰(だれ)とでも明るく接(せっ)することができる。よく考えるし、発表も積極的。構成力(こうせいりょく)もある」と目を細めています。

 3年連続で最優秀賞を受賞したことについて、北山さんは「とてもうれしいです。中学生になっても宍道湖に関心を持っていきたい」と話しています。


≪プロフィル≫

【好きな科目】 国語

【好きな食べ物】 カレーライス

【好きな言葉】 やさしさ

【趣味(しゅみ)】 絵を描(か)くこと

【愛読書】 ダレン・シャン(冒険(ぼうけん)小説)

【好きな漫画(まんが)】 ばらかもん

2014年12月24日 無断転載禁止

こども新聞