ネット社会新聞の役割は 智頭農林高で記者出前授業 

新聞の役割について話す共同通信社鳥取支局の江森林太郎記者
 教育現場での新聞活用を進める鳥取県NIE推進協議会の出前授業が26日、智頭町智頭の智頭農林高校であり、共同通信社鳥取支局の江森林太郎記者(26)が3年生60人に、インターネット社会の中での新聞の役割などについて話した。

 江森記者は、幅広いジャンルのニュースと、その格付けが一目で分かる新聞の特性を紹介。新聞とインターネット情報との違いについて「新聞は多くのチェックをくぐり抜けた正確な情報が分かる」と説明した。また、同じ出来事でも各紙の扱いに違いがあることに触れ「さまざまな考え方や見方があることを知ってほしい」と話した。

 江森記者は2013年10月に発生し、多数の住民が死亡した伊豆大島(東京都大島町)の土石流災害の取材経験を述懐。遺族に話を聞く心苦しさがあったとしながらも、「(自分が)聞かなければ社会は変えられない」と言い聞かせて取材に当たった当時の思いを振り返った。

 森林科学科の岩永創君(18)は「記者の人がどんな思いを持って取材し、新聞ができているのかが分かった」と話した。

2015年1月27日 無断転載禁止

こども新聞