輝(き)らりキッズ フェンシング日本代表目指す

突(つ)きの練習を行う金築元喜君=安来市佐久保町、安来高校
安来一中 3年・金築元喜(かねちくもとき)君

 県内大会 相次ぎ優勝

 フェンシング男子の日本代表という夢(ゆめ)に向かって、練習に励(はげ)む中学生がいます。安来(やすぎ)第一中学校(安来市飯島町)3年の金築元喜(かねちくもとき)君(15)=安来市黒井田町=。2014年9月の島根県選手権(せんしゅけん)大会、15年1月の県冬季フルーレ杯(はい)のそれぞれ中学男子の部で優勝(ゆうしょう)しました。

 フェンシングを始めたのは小学4年の時です。かつてフェンシング選手だった母の麻起子(まきこ)さん(51)の勧(すす)めで、日曜日に同市広瀬町で練習会を開く町フェンシングクラブに入りました。

広瀬町フェンシングクラブの太田清美代表(右手前)と談笑する金築元喜君(中央左)ら同クのメンバー=安来市広瀬町広瀬、広瀬中央公園総合体育館
 中学になると、同クラブに所属(しょぞく)する一方で、平日の放課後、中学から約2キロ離(はな)れたフェンシングの伝統(でんとう)校・安来高校(安来市佐久保町)に自転車で向かい、高校生に交じって1日2、3時間練習。相手の攻撃(こうげき)をかわして素早(すばや)く反撃するリポストを習得するなど、めきめき上達しました。

 「県内中学生では最も強い選手」(永井宏尚(ひろなお)・安来高校フェンシング部監督(かんとく))に成長しましたが、全国のジュニア剣士(けんし)が集まった昨年12月の大山崎カップ(京都府)中学男子の部で3回戦敗退(はいたい)。「スピード、テクニック、メンタルのすべてで力不足を感じた」と悔(くや)しい思いをしました。

 小学時代から指導(しどう)する同クラブの太田清美(おおたきよみ)代表(54)は「もっとパフォーマンス(技術(ぎじゅつ)表現)を豊かにしてほしい」と期待を込(こ)め、注文しました。

 現在は安来高校に入ろうと受験勉強しながら、同校でフットワークやアームワークのスピード、切れを磨(みが)いたり、試合形式の練習で勝負勘(しょうぶかん)を養(やしな)ったりする練習を積んでいます。

 目標とする選手は、安来高校の卒業生で、国際舞台(ぶたい)で活躍(かつやく)している法政大3年、長島徳幸(のりゆき)さん(21)=安来市広瀬町出身=です。11年全国高校総体(そうたい)(インターハイ)のフェンシング男子団体で同校を28年ぶりの優勝に導(みちび)きました。広瀬町フェンシングクラブのOBでもあります。

 「長島選手のようにインターハイで活躍し、日の丸を付けて試合する選手になりたい」。身長174センチでリーチに恵(めぐ)まれる金築君は、高校で一回りも二回りも成長することを目指しています。


≪プロフィル≫

【好きな科目】体育


【好きな食べ物】焼き肉


【好きな言葉】挑戦(ちょうせん)


【趣味(しゅみ)】スポーツ全般(ぜんぱん)


【好きな選手】太田雄貴(おおたゆうき)(フェンシング選手)

2015年1月28日 無断転載禁止

こども新聞