メルボルン発全豪日記 世界のケイ人気実感

世界へ発信=メルボルン
 世界のメディアが集まる四大大会。2週間の長丁場で各国の記者たちは試合会場と練習コートのほか、大半の時間を報道陣向け施設で過ごす。

 センターコート「ロッド・レーバー・アリーナ」とつながる施設内のメディアルームは、取材が許可された記者の名前が張られた机が数百。どの席にもモニターがあり、生の試合や選手のインタビューの映像、プレーの詳細データが見られる。

 室内の顔ぶれを見ると、四大大会制覇が期待された錦織圭選手の“効果”で、今年は特に日本のメディアが多かったようだ。実際、「錦織報道」の過熱ぶりが現地のニュースになっていた。

 海外メディアにも錦織選手は人気で、普段は準決勝以降にならないとかからないという試合会場の取材席の制限が、4回戦から始まったほどだ。

 準々決勝の後、大会本部のメディア対応の女性から「圭は本当に残念。来年戻ってくるのを待っています」と声を掛けられた。

 郷里の松江から8千キロ以上離れた真夏のメルボルンで、手にした結果は思い描いた最高のものではなかったが、地元記者として胸にあった誇らしさは増した。

 世界が「KEI」を待っている-。

  =おわり=

2015年1月30日 無断転載禁止

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