石見・石西 「中国の現実は?そして日中関係の行方~正念場の安倍外交」

朱 建栄氏
  中国NOW?

    領土・人民・経済・安全保障

        どうする日中関係


   講 師  朱 建栄氏(東洋学園大学人文学部教授)

   演 題  「中国の現実は?そして日中関係の行方
                    ~正念場の安倍外交」



 山陰中央新報社の「石見政経懇話会」「石西政経懇話会」は平成27年2月12日(木)・13日(金)に定例会を開催します。今回は、東洋学園大学人文学部教授の朱建栄(しゅ・けんえい)氏を講師に迎え、「中国の現実は?そして日中関係の行方~正念場の安倍外交」と題して講演してもらいます。


 昨年11月のAPECで、安倍首相は就任以来の懸案だった日中首脳会談開催にこぎつけた。しかし、形だけの首脳会談がもたらすものは何もない。政府間レベルでは、依然として“長い冬”が続いていると言っても過言ではないだろう。ただ、日本を訪れる中国人は大幅に伸びている。2014年の実績を見ると、中国からの訪日客は1位台湾、2位韓国に次いで3位、240万9200人で前年より83%も増えている。この状況からは、何が見えてくるのだろうか。
 人的交流の盛り返しはさておき、中国は日本に対して相変わらず「歴史認識」「尖閣問題」での譲歩を求め続けており、尖閣諸島付近では依然として中国艦船による領海侵犯が後を断たない。
 一方で鈍化傾向を見せ始めた中国経済は、今や「岐路に立たされている」とさえ言われる。人件費の高騰や土地バブル終焉の予兆、一体、中国の現実はどういう状況なのか、人民の暮らしはどうなのか。そして日中政府に両国関係改善(前進)に向けての秘策はあるのだろうか。「隣国同士でいざこざがあるのは当たり前。黒白をはっきりつけなくても、互いのメンツが立つ解決策を探れば良い」と話す朱建栄氏。この正念場をどう読み解いてくれるのか。ご期待下さい。
                        (事務局長 友定雅紀)



<朱 建栄氏のプロフィール>

 1957(昭和32)年、中国・上海市生まれ。82年華東師範大学外国語学部(日本語専攻)卒業。84年上海国際問題研究所付属大学院で法学修士号を取得、その後同研究所研究員。86年総合研究開発機構(NIRA)客員研究員として来日、92年学習院大学で政治学博士号を取得。92年東洋女子短期大学助教授、96年から現職(東洋学園大学人文学部教授)。
 この間、2002年に米国ジョージワシントン大学客員研究員、07年には英国ロンドン大学東洋アフリカ学院客員研究員を務める。02年から12年まで日本華人教授会議代表、13年からはNPO中日学術交流センター代表理事を務めている。
 主な著訳書には「中国外交 苦難と超克の100年」「中国が変える世界秩序」「中国で尊敬される日本人たち」「本当はどうなの?これからの中国」「中国は先進国か」「地球企業トヨタは中国で何を目指すか」「チャイナシンドローム」「胡錦涛 対日戦略の本音」「夏王朝は幻ではなかったー1200年遡った中国文明史の起源」など。57歳。

  (本会は会員制です)


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2015年2月3日 無断転載禁止