輝(き)らりキッズ 全国で通用する選手に

熱の入った練習に励む古川未夢羽さん=益田市久城町、久城会館
益田・久城卓球(くしろたっきゅう)クラブ 古川未夢羽(ふるかわみゅう)さん・高津(たかつ)小学校6年

 県予選で優勝(ゆうしょう)、夢(ゆめ)を追う

 益田市に卓球(たっきゅう)の強豪(きょうごう)クラブチームがあります。5歳(さい)から中学2年生までの15人が所属(しょぞく)する久城(くしろ)卓球クラブです。全国に通用する選手育成を目的に1989年発足しました。その狙(ねら)い通り、これまでに島根県大会の個人戦では、50人を超(こ)える優勝者(ゆうしょうしゃ)が誕生(たんじょう)しています。

 練習場になる久城会館(益田市久城町)には、先輩(せんぱい)たちの輝(かがや)かしい成績(せいせき)に追い付き、追い越(こ)そうとする選手たちが集まります。その中に市立高津(たかつ)小学校6年の古川未夢羽(ふるかわみゅう)さん(12)がいます。

 古川さんは、2014年4月の東アジアホープス大会日本代表選手選考会の県予選で優勝しました。地元では山本浩章(やまもとひろあき)市長からも激励(げきれい)を受け、全国大会に出場しました。

 全国の強い選手を相手に一生懸命(けんめい)プレーしましたが、勝ち上がることはできませんでした。古川さんは「悔(くや)しかった。試合の最後まで集中力が続かなかった」と振(ふ)り返ります。

練習の最後には全員で勝ち抜き戦を行う。仲間の応援を受けてプレーする古川未夢羽さん=益田市久城町、久城会館
 指導(しどう)する福原道夫(ふくはらみちお)監督(65)は「気持ちを前面に出してほしい」と話します。それには理由があります。技術(ぎじゅつ)的な部分では、十分な実力を持った選手だからです。福原監督は「技術は全部いい。どんな相手にも対応(たいおう)できる」と言います。気持ちの面での成長を願う言葉は、古川さんへの期待の表れです。

 今年1月の全日本卓球選手権女子で、54大会ぶりにシングルス、ダブルス、混合(こんごう)ダブルスの3冠(かん)を達成した石川佳純(いしかわかすみ)選手があこがれです。「自分から攻(せ)めようとする意識(いしき)がすごい」。技術と精神(せいしん)の両方で優(すぐ)れた能力を持つ一流選手に目を輝(かがや)かせます。

 古川さんは「全国で結果が出ていないので、通用する選手になりたい」と力を込めます。レベルの高いクラブの仲間とお互(たが)いに競いながら、熱の入った練習に取り組んでいます。


≪プロフィル≫

【好きな科目】体育

【好きな食べ物】ブドウ

【好きな卓球選手】石川佳純(かすみ)

【将来(しょうらい)の夢(ゆめ)】卓球の実業団(じつぎょうだん)選手

2015年2月11日 無断転載禁止

こども新聞