遠隔操作によるプロバイダ変更 無条件解約の交渉を

【相談】

 大手電話会社の関連会社を名乗り、インターネットのプロバイダーの変更を勧める電話が3日前にあった。料金が安くなると言われたので承諾し後日、設定変更の手続きをする予定である。しかし、電話会社と無関係だと分かったので、クーリングオフしたい。


【アドバイス】

 クーリングオフは電話勧誘や訪問販売などで契約した場合、一定期間であれば無条件解約できる制度です。しかし、プロバイダーやインターネット回線の契約は販売方法にかかわらず制度の対象外なので、クーリングオフはできません。

 この契約はいつでもやめることができますが、設定変更後は違約金を請求される可能性があります。ただし、設定前であれば無条件解約に応じる業者もあるので、「設定前なので無条件解約したい」と申し出てみましょう。設定後の場合でも、セールストークにうそがあるなど売り方に問題があれば、それを理由に無条件解約したいと交渉してみましょう。

 相談事例は後日、遠隔操作で設定をすることになっていました。遠隔操作によるプロバイダーの変更のトラブルは全国的にも多く、2015年に入ってからも引き続き相談があります。

 問題点は必要性や契約内容を確認する時間も与えられないまま、手続きが終了してしまうことです。相談事例のように、大手電話会社や関連会社と勘違いさせて勧誘している時の料金やサービス内容が、実際とは違うことも挙げられます。

 インターネット接続契約は複雑で分かりにくいので契約先と、料金やオプションの有無、解約条件といった契約内容を慎重に確認する必要があります。「安くなる」という誘い文句をうのみにしないようにしましょう。


■島根県消費者センター 電話0852(32)5916 ■同石見地区相談室 電話0856(23)3657

2015年3月4日 無断転載禁止