輝(き)らりキッズ 初の松江市長杯イングリッシュコンテスト

松江市長杯イングリッシュコンテストで最優秀賞を獲得した玉湯中チーム。左から加藤玲花さん、槇川慈君、青戸楓君=松江市玉湯町、同中学校
温泉(おんせん)、神社(じんじゃ)…地元の魅力(みりょく)アピール

 玉湯(たまゆ)中3年生チーム最優秀(ゆうしゅう)賞・青戸楓(あおと かえで)君、加藤玲花(かとう れいか)さん、槇川慈(まきがわ いつく)君

 松江市教育委員会が本年度創設(そうせつ)した「松江市長杯(はい)イングリッシュコンテスト」で、市内各校の中学生が工夫(くふう)を凝(こ)らして、ふるさと松江の魅力(みりょく)を英語で発表しました。その中で、玉湯(たまゆ)中学校の3人のチームが最優秀(ゆうしゅう)賞の市長賞を獲得(かくとく)しました。

 3人は青戸楓(あおとかえで)君(15)、加藤玲花(かとうれいか)さん(15)、槇川慈(まきがわいつく)君(15)で、いずれも3年生。人前で話すことや、英語が好きなことから選ばれました。

 発表のタイトルは「If you visit Matsue(もし 松江に来るなら)…」。3人の意見を取り入れながら、玉湯観光協会の観光大使(青戸君)が観光客(加藤さん)に、見どころや名所がたくさんある玉湯の魅力をアピールする寸劇(すんげき)とナレーション(槇川君)の構成(こうせい)にしました。

 玉造温泉(たまつくりおんせん)の湯、玉(たま)作湯神社(つくりゆじんじゃ)の願い石、叶(かな)い石や桜(さくら)、夏祭り、史跡巡(しせきめぐ)りなど、玉湯の四季折々の良さを流暢(りゅうちょう)な英語と落ち着いた演技(えんぎ)で紹介(しょうかい)。「松江に来るなら、please be sure to come to Tamayu(きっと玉湯に来て)」と呼(よ)び掛(か)けました。

松江市長杯イングリッシュコンテストで発表する玉湯中学校の(左から)槇川慈君、加藤玲花さん、青戸楓君=松江市西川津町、同市国際交流会館
 生徒会の報道(ほうどう)委員会委員長を務(つと)めてきた青戸君が好きな言葉は「常(つね)に向上心を持つこと」。小学校1年から現在までそろばんを習っています。将来(しょうらい)の夢(ゆめ)はラジオ局勤務(きんむ)か声優(せいゆう)。脚本家(きゃくほんか)で俳優(はいゆう)、声優の浅沼晋太郎(あさぬましんたろう)さんを尊敬(そんけい)しているといいます。

 吹奏楽部(すいそうがくぶ)でパーカッションを担当(たんとう)した加藤さんは、県吹奏楽コンクールBの部で3年連続、金賞に輝(かがや)きました。好きな科目は英語と体育。世界のテニス界で活躍(かつやく)している松江市出身の錦織圭(にしこりけい)選手を尊敬しており、「一日一善(いちぜん)」を目標に「地元に貢献(こうけん)できる仕事をしたい」と将来を見据(みす)えます。

 野球部でセンターを守った槇川君は県大会に出場。松江の選抜(せんばつ)チームにも選ばれました。体育と数学が好きです。プロ野球東北楽天(とうほくらくてん)ゴールデンイーグルスで外野手を務めている岡島豪郎(おかじまたけろう)選手を尊敬しています。「英語で流暢に話せるようになる」のが将来の夢です。

 3人は、優勝した感想について「放課後や休日も返上して頑張(がんば)って練習したので、その成果を出せてうれしかった」と話します。

 指導(しどう)した同中の郷原久美子教諭(ごうばらくみこきょうゆ)と錦織志保(にしこおりしほ)教諭は「3人が自分たちでアイデアを出して工夫した。約3週間の練習でだんだん上手になり、身振(みぶ)りも大きくできるようになった。いい発表になったと思う」と目を細めていました。

 事業を担当(たんとう)した市教委の中釜智子(なかがまともこ)指導主事は「参加者からは『今まで知らなかった松江の魅力をたくさん知ることができた』『英語が上達したと思った』などの感想が多かった」と手ごたえを感じ、今後は小学生も含(ふく)めてさらに充実(じゅうじつ)させたいと意欲(いよく)的でした。


松江市長杯イングリッシュコンテスト 11中学校40人、工夫凝(こ)らし発表

 市内の小、中学生に、ふるさと松江に誇(ほこ)りを持つとともに英語力を高める機会を提供(ていきょう)しよう、と事業化。11中学校から、個人(こじん)6人と2、3人の13チーム、計40人が出場しました。

 中学生はそれぞれ八重垣(やえがき)神社、松江城、小泉八雲(こいずみやくも)、美保関(みほのせき)町、鹿島(かしま)町、八雲町、和菓子(わがし)など、松江や地元の良さをテーマに、スピーチや歌、劇などでアピール。

 高校教諭、ALT(外国語指導助手)ら3人が、魅力をどうとらえて意欲的(いよくてき)に伝えようと創意(そうい)工夫しているかなどを基準に審査(しんさ)しました。

2015年3月4日 無断転載禁止

こども新聞