輝(き)らりキッズ 努力惜しまぬエースランナー

練習に励(はげ)む志波郁子さん=浜田市日脚(ひなし)町、浜田第三中学校
夢(ゆめ)は都道府県駅伝再挑戦(さいちょうせん)

 浜田三中陸上部・志波郁子(しばいくこ)さん(3年)

 浜田市の浜田第三中学校3年の志波郁子(しばいくこ)さん(15)は、陸上部のエースとして県中学校駅伝大会や全日本通信陸上県大会に出場し、優勝(ゆうしょう)するなどの好成績を収(おさ)めてきました。

 陸上を始めたのは周布(すふ)小学校3年生の時です。担任(たんにん)の先生の勧(すす)めで、市内の陸上クラブ「浜田JAS(ジェイエイエス)」に入部しました。他の学校の友達もたくさんでき、和(なご)やかな雰囲気(ふんいき)の中で練習しながら走る楽しさに引かれていきました。

 短距離(たんきょり)のスピードに自信がなかった志波さんは、次第に中・長距離を専門(せんもん)にするようになりました。800メートル走や1500メートル走のほか、駅伝の大会では3千メートルもこなし「距離が長くなればなるほど自分の強みを発揮(はっき)できる」と自信をのぞかせます。

 「新記録が出た時と気持ちよく走れた時が一番楽しい」と陸上の魅力(みりょく)を話す志波さん。リズムに乗っている時は体が自然と前へ出るような感覚になります。「スタートからゴールまでずっと一番で走っていたいし、前を誰(だれ)かが走っていると追い抜(ぬ)きたくなる」と負けん気も人一倍強いです。

指導(しどう)に耳を傾(かたむ)ける志波郁子さん(左から3人目)と浜田第三中学校陸上部のメンバー=浜田市日脚町、浜田第三中学校
 これまで何度かスランプに陥(おちい)り、思い通りに走れなくなってしまったことがありました。しかし「不安になってしまった時は先生や友達に相談しながら抜け出すことができた」と言います。

 思い出に残っているレースがあります。中学2年生の時に出場した都道府県対抗(たいこう)駅伝です。島根県代表として初めて臨(のぞ)んだ大舞台(ぶたい)に「いつも以上の責任(せきにん)感や応援(おうえん)してくれる人の気持ちを強く感じた」と充実(じゅうじつ)感を覚えました。

 4月からは浜田市内の高校に進学予定。1年生の時から、高校総体(そうたい)の県予選や中国大会で優勝できるような選手になることが目標です。「たすきにチームの思いを込(こ)めて運んでいくことが好き」と話すように、駅伝にも積極的に挑戦(ちょうせん)するつもりで、都道府県対抗駅伝に再(ふたた)び出場する夢(ゆめ)もあります。

 浜田三中陸上部顧問(こもん)の西村淳(じゅん)教(きょう)諭(ゆ)(51)は「人一倍練習熱心で将来(しょうらい)が楽しみなランナー」と太鼓(たいこ)判(ばん)を押(お)します。志波さんも「目の前に見える目標を一つ一つ乗り越(こ)え、常(つね)に努力し続けられるランナーでありたい」と決意しています。


≪プロフィル≫

【好きな科目】体育

【好きな食べ物】うどん

【尊敬(そんけい)する選手】高橋尚子(なおこ)選手

2015年3月11日 無断転載禁止

こども新聞