輝(き)らりキッズ 頼もしいストライカー

練習に汗を流す金坂捺君(右)=境港市麦垣(むぎかき)町、FCアミーゴ室内練習場
高い決定力 全山陰でMVPに輝(かがや)く

 FCアミーゴの金坂捺(かねさかなつ)君(米子・福米(ふくよね)中1年)

 鳥取県の強豪(きょうごう)サッカーチーム「FCアミーゴ」(境港市)で、ゴールを決める決定力の高さに定評(ていひょう)のある金坂捺(かねさかなつ)君(12)=米子市米原(よねはら)8丁目、福米(ふくよね)中1年=は、2014年11月に開催(かいさい)された第31回全山陰(さんいん)少年サッカー大会で、最優秀(ゆうしゅう)選手(MVP)に輝(かがや)いたプレーヤーです。

 金坂君のポジションは、中盤(ちゅうばん)のサイドハーフ。148センチの体から力強いシュートを打つ点取り屋です。同じ中盤で、正確(せいかく)なパスが得意の織田陽仁(おだはるひと)君(12)=米子市大篠津(おおしのづ)町、美保中1年=、浜田絢介(はまだしゅんすけ)君(12)=境港市外江(とのえ)町、境三中1年=とともに、チームの中心選手です。

 FCアミーゴは14年夏、県大会を勝ち抜(ぬ)いて、鳥取県代表として第38回全日本少年サッカー大会に出場しました。でも、金坂君は全国の舞台(ぶたい)にほとんど立つことができませんでした。骨折(こっせつ)してしまったからです。

 試合では、織田君、浜田君たちが活躍(かつやく)。予選リーグでは、この大会で3位になった東京都代表の横河武蔵野(よこがわむさしの)FCに、2-2で引き分けるなど、全国の強豪(きょうごう)と互角(ごかく)に渡(わた)り合いました。金坂君も応援(おうえん)に声をからしました。FCアミーゴは、登録していた16人の全選手が出場したことが高く評価(ひょうか)され、特別賞を受賞しました。

スタッフの指示(しじ)に耳を傾(かたむ)けるFCアミーゴのメンバーたち=境港市夕日ヶ丘1丁目、市民スポーツ広場
 でも、金坂君には悔(くや)しさが残りました。シュート力に磨(みが)きをかけて臨(のぞ)んだ11月の全山陰大会。3チームの予選リーグを2勝で勝ち抜きました。準決勝では、同じ鳥取県内の強豪就将(しゅうしょう)SCと対戦。0-0でPK戦の末、5-6で負けてしまいました。

 3位決定戦はPK戦を制(せい)し、FCアミーゴは3位。金坂君はゴールを決めようと頑張(がんば)ったことが評価され、MVPを受賞しました。「すごくうれしかった」と話します。

 金坂君のお父さんでジュニアの監督(かんとく)を務(つと)める金坂博(ひろし)さん(45)は、金坂君のプレーについて「しっかりシュートを打てるのが魅力(みりょく)」と、高く評価しています。

 3人は4月から中学生。金坂君は「しっかり走って体力を付けて、パスの精度(せいど)やスピードを上げたい」と課題を上げます。2月からFCアミーゴのジュニアユース選手として、練習に励(はげ)んでいます。

 目標は、中学3年生のときに迎(むか)える3年後の高円宮(たかまどのみや)杯(はい)全日本ユース選手権大会。全国の強豪を倒(たお)して優勝を目指し、ボールを追いかける日々が続きます。


≪プロフィル≫

【好きな教科】体育、図工

【好きな食べ物】カレーライス

【好きな選手】アリエン・ロッベン(オランダ代表、バイエルン・ミュンヘン所属(しょぞく))

【得意なプレー】裏(うら)への抜(ぬ)けだし

【将来(しょうらい)の夢(ゆめ)】プロサッカー選手

2015年4月8日 無断転載禁止

こども新聞