一層の拡大、活性化へ 歩み振り返りフォーラム、松江

報告を聞きながら、県NIE推進協議会の20年の歩みを振り返る出席者
 教育現場での新聞活用を進める県NIE推進協議会(会長・有馬毅一郎島根大学名誉教授)の創立20周年記念フォーラムが16日、松江市殿町の山陰中央新報社であり、児童・生徒の成育に貢献してきた活動の歩みを振り返りながら、一層の拡大、活性化を誓った。

 同協議会は活動に取り組む学校や教育関係者、新聞各社などで組織。昨年度までに県内の小中高校のうち、延べ45校を実践指定校とし、記者の派遣や新聞の無償提供など、支援してきた。

 フォーラムは教員らでつくる県NIE研究会と主催し、約40人が参加。松江市立秋鹿小学校の福間敏之教諭らが歩みと活動を報告した。

 当初、教員の選んだ記事を読ませることが中心だった授業は、生徒自らニュースを考察したり、地域の話題を取材し、記事を書いて「わがまち新聞」を作ったりするなど発展。表現力や自主性の育成につながっていると分析した。

 有馬会長は「言語活動の充実やメディアリテラシーといった教育課題への関心が高まっている。10代の子どもの実情に合わせ、教育の内容を組み替えていく必要がある」と、今後の展望を語った。

2015年5月17日 無断転載禁止

こども新聞